LGBT【Q+】とは?なぜ加わったのか?

2020.02.17

なぜ『Q+』が加わったのでしょうか?

近年、カミングアウトする芸能人も増え、私たちは「LGBT」について知る機会が増えました。

「LGBT」は、

  • レズビアン(性自認が女性の同性愛者)
  • ゲイ(性自認が男性の同性愛者)
  • バイセクシュアル(男性・女性の両方を愛することができる人)
  • トランスジェンダー(主に身体的な性別と性自認が一致しない人)

様々なメディアなどでも目にすることが増え、多くの人が知っていると思います。

LGBTQ+の『Q+』とは、一体何のことを意味するのでしょうか?

「LGBT」が、それぞれの頭文字をとっているように、『Q』という文字も「クエスチョニング」や「クイア」の頭文字をとっています。

それでは、「クエスチョニング」や「クィア」は、どんな人のことを言うのでしょうか?

LGBTQの『Q』?「クエスチョニング」「クィア」とは?

クエスチョニング(Questioning)

クエスチョニングにあたる人は、自身の性自認や、性的指向に「迷いがある」や「わからない」または、「定めていない」。

「様々な理由により自分に社会的分類を当てはめることに対して不安感じている」

そのようなセクシュアリティを指します。

つまり性自認や、性的指向が「まだわからない。」や「どれかに定めたくない、違和感」などある人はクエスチョニングに当てはまります。

クエスチョニングに似たような意味の言葉で「Xジェンダー」があります。Xジェンダーは、出生時に割り当てられた女性・男性の性別のいずれでもないという性別の立場をとる人々を指します。人によっては、女性と男性を行き来する場合もあります。

Xジェンダーは、日本発祥の用語として使われており、英語では、第三の性(Third Gender)や、ジェンダー・クイア(Genderqueer Identity)と呼ばれます。

クィア(Queer)

クィア、あるいはクイアは元々は「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などを表す言葉であり、同性愛者への否定的な言葉であったが、1990年代以降は性的少数者全体を包括する用語として肯定的な意味で使われています。

というわけで、LGBT Qの「Q」には「クエスチョニング」と「クィア」のように自身の性自認や性的指向を探している、またはまだわからないと言った状態にある人などを指すことがわかります。

それでは先ほども出てきた、「Xジェンダー」と「クエスチョニングやクィア」は何が違うのでしょうか?

Xジェンダーと『Q』は何が違うの?

Xジェンダーは「男女どちらでもない」や、「女性と男性を行き来する」とわかっている、決まっている人々を言います。

クエスチョニングやクィアは、「まだわからない」「何にも当てはまらないや、当てはめない」決まっていない人々を指します。

と、言ってもそう簡単に分かれるのでしょうか?

自分が何に当てはまるのか考えてみたときに、「Xジェンダー」よりも「クエスチョニング」が自分に合っている気がするから。と言う人もいます。

「性別にとらわれたくない。」「どのジェンダーでもなく、一人の人間として生きていきたい」と言う考えを持つ人が、自分の性別を「Xジェンダーの無性」ではなく、あえて「クエスチョニング」とすることもあるのです。

どれかに当てはまると決める必要もない

自身の性自認を、考えても考えても何に当てはまるのかわからない。と言う人ももちろんいると思います。

また、性自認や性的指向が変わってきた。など、「やっぱり落ち着くのはこうなのかもしれない。」と、人の成長とともに変わっていくこともあると思います。

LGBTQ+の「+」にはどんな意味があるのか?

冒頭でも説明させていただきましたが、LGBTQはそれぞれの頭文字を使っていましたね。

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングやクィア。

そうです、LGBTやクエスチョニングやクイアやその他にも、自分の性自認や性的指向に迷いがあったり、なんと言い表せばいいのかわからない人たちを尊重したい。LGBTQだけでなく様々なセクシュアルの人々への配慮を示す「+」なのです。

それではなぜ、全ての頭文字を続けないのか?というと。

全てを書き表すことはほぼ不可能とされているからです。

書き表すことが不可能なほど人の性は多様であり、また「こうである。」と無理に定義付けなくても、前向きにオープンでいよう!という意味なども込めて、

LGBTQ+と表現するようですね。