ブロックチェーン技術を使った新しい「結婚」の形

2019.10.19

ブロックチェーンといえば、暗号通貨(仮想通貨)などの基幹技術でありそれをイメージする人が多いのではないでしょうか。

しかし、近年では暗号通貨だけでなく様々な分野でその技術が活かされ、その技術やプラットフォームが注目され始めています。そしてそのブロックチェーンを、結婚という領域に応用されたのが『ブロックチェーン婚』であり、弊社が開発するサービス『B-marriage』です。

ブロックチェーンは、事実上「改ざんが不可能」とされていて、「ブロック」と呼ばれるデータの単位を生成し、鎖「チェーン」のように連結していくことにより全てのデータを保管します。ブロック上に書き込まれた記録が改ざんされると、チェーンの前後のブロックと矛盾が生じるため不正がわかる仕組みになっています。

ではなぜそのようなブロックチェーンが「結婚」という領域に応用され始めたのか。

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改ざんできない愛の誓いの記録

まずは、世界で最初のブロックチェーン婚を見ていきましょう。

14年の10月、米フロリダ州オーランドのディズニーワールドで行われたブロックチェーンイベントにて、David MondrusさんとJoyce Bayotookさんカップルは、世界で初めて『ブロックチェーン婚』を果たしました。ビットコインブロックチェーン上に婚姻情報を記録したのです。そしてふたりは、次のようなメッセージをともに添えました。「For better or worse,’til death do us part, because the blockchain is forever」<健やかなる時も病める時も死がふたりを分かとうとも(愛を誓う)ブロックチェーンは永遠だから>半永久的に記録が残るこのブロックチェーン上に婚姻関係を刻むことで、永遠の愛を誓うことにしたというわけです。

その後も16年7月に、ビットコイン活動家のOles Slobodenyukさん、Irina Dkhnovskayaさんカップルも、ブロックチェーンプラットフォームに「婚姻届け」を提出し、結婚証明書を発行している。なぜこのように、世界中でブロックチェーン婚を選ぶカップルが増え始めているのか?それは何か新しいデジタルカルチャーを示唆する予兆なのでしょうか?

永遠の誓い

国境や法の制度を超えて「結婚」することができる。誰でも結婚が可能になるブロックチェーン婚。

この特徴は、婚姻記録がブロックチェーン技術を介して瞬時に全世界に共有されるということ。そしてこの共有された記録は上記にある通り、第三者が情報を書き換えたり、改ざんすることはできません。さらに、一度送信された情報は地球が崩壊するレベルの戦争や災害などが起きない限り半永久的にネットワーク上に記録が残るとされています。

日本のLGBTの現状

 LGBTとは、L(レズビアン/女性同性愛者)G(ゲイ/男性同性愛者)B(バイセクシャル/両性愛者)T(トランスジェンダー/性別越境者)の頭文字をとったセクシャルマイノリティ(性的少数者)の総称の一つです。日本の人口の約7,6%がLGBTであると電通ダイバーシティ・ラボの2015年の調べ(全国69,989名にスクリーニング調査を実施)では出ている。

現在、日本では同性婚は法的には認められていません。世界でも87%の国々で同性婚は禁止されています。法的には認められなくとも、愛する相手と一緒にいる権利というのは誰でもみな平等であるべき。また、家族として扱われないことで同棲パートナーの最期を看取ることができないなど、LGBTの結婚制度は問題だらけの現状です。この現状を変えたいという人々の大きな1歩として、国境や法の制度を超え「結婚」することができる、新しい結婚の形「ブロックチェーン婚」の存在があるのです。

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B-marriageの役割とは

「ブロックチェーン」という言葉が世界中の人々に浸透し、世界中の人たちの生活に根付いていくまでには一定以上の時間が必要となるでしょう。私たちは、ブロックチェーン技術の素晴らしさを活用し「結婚」のスタイルを新たな概念で作り上げるにあたり、あえて「ブロック」や「チェーン」という言葉を使用せずに世の中に受け入れやすいカタチで「ブロックチェーン婚」を広げていく。そのために「B-marriage」というサービスを開発しました。サービス公式リリースまでお待ちください。